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ニシキさんが入室しました ニシキ- (株式会社Everything Vanquish 応接室 ニシキ- (椅子とテーブル、本棚と書類。 何の変哲も無い至って普通の一室 ニシキ- (椅子に座ってただ時を待つEvの制服を来た男 ニシキ- (銀髪ボブカットの静かな雰囲気。目は細く、何処を見ているのか判りづらい ニシキ- (机に並べた資料を見ながら時折時計に視線を移す ニシキ- (読み終えた資料を纏めてファイルにしまうと机を綺麗に片付ける。時刻は14時丁度。 ニシキ- コンコン (部屋を叩くノック音 ニシキ- どうぞ。(ノック音に応える EV女性社員さんが入室しました EV女性社員- お客様をお連れ致しました。 EV女性社員- (部屋へと入ってくるEV社員と 三獄姫さんが入室しました 三獄姫- (それに続くスーツの女性 三獄姫- ッハァ? (入ってくるなりニシキを睨みつける ニシキ- ありがとう……もう下がっていいよ。 EV女性社員- 失礼します。 EV女性社員- (一礼し、部屋を出て行き EV女性社員- (扉を閉める EV女性社員さんが退室しました 三獄姫- (扉が閉まると同時に一瞬で近づき 三獄姫- (ニシキの頬に裏拳 ニシキ- 、、(机に座ったままソレを受ける ニシキ- 酷いなぁ……いきなり殴るなんて……(座ったまま微笑み 三獄姫- ッハァ? 今更何の用だァ?(拳添えたまま睨みつける 三獄姫- チッ…呼びつけたのがテメェだって知ってたらこんなとこ来なかったぜ… ニシキ- くすっ……(微笑み ニシキ- 次五紅郎君や七恵君が心配で来てくれたんだね……(拳に手を添えてどかす 三獄姫- 触ンじゃねェよッ!(手を弾き 三獄姫- (一歩下がってニシキ睨む 三獄姫- さっさと用件を言いなッ! 無駄な事は嫌いなンだろォ? 元隊長さんよォ… ニシキ- (姿勢を整え三獄姫を見て ニシキ- ボクに協力してほしい…… 三獄姫- 嫌だね。(言い切る前に即答 ニシキ- ふふっ……最後まで聞いてほしいな……(微笑み ニシキ- ボクに協力してほしい……正義の為、組織の為、ココには新たな力が要る…… 三獄姫- アァ? オレ様にEvに入れってェのか?(ニシキ睨み ニシキ- くすっ…… ニシキ- そんなつもりじゃあないよ……三獄姫君には総隊長のが似合ってるしね…… ニシキ- ただ一時的にさ……紅椿家軍隊の力でなく、君一人の力を貸してほしい…… 三獄姫- ッハァ?(ニシキ睨み ニシキ- 理解出来て無いかな……三獄姫君は昔から計算が苦手だからな……(席を立ち 三獄姫- ンだとテメ―― ニシキ- (遮るように手を翳し ニシキ- ボクだって君の力なんて借りたくないよ。 ニシキ- ボクより完璧でない癖に……皆の優しさでボクより上の地位に立つ君なんかのね…… ニシキ- でも人手と能力と年月が足りないんだ……今のメンバーで敵を滅ぼすには…… ニシキ- 軟弱なメンバーを育て上げ、組織力を高め、皆を指揮するリーダーが必要になる…… ニシキ- もちろんボクほどの適任者は他に居ないけど…… ニシキ- 短期間で目的を達成するにはもう一人ぐらい欲しいよね…… ニシキ- それで君なのさ……三獄姫君…… ニシキ- あぁ、もちろんやる気が無いなら今すぐ帰ってくれてかまわないよ…… ニシキ- くすっ……優秀な君もボクほど完璧じゃあ無いしね……(微笑み 三獄姫- ハッハァ! 随分と勝手な事言ってくれるじゃねェの! 三獄姫- 自分勝手なトコは全く変わってねェなァ! ニシキ- そんな事ないよ……組織を育てる為さ……(微笑み ニシキ- 受けてくれる気になったかな……? 三獄姫- 嫌だね。 テメェで勝手にやりな。(言い捨てて 三獄姫- 用件がそれだけならオレ様は帰るぜ。 (扉へ振り向いて歩いて行く ニシキ- そう……残念だな…… ニシキ- 次五紅郎君や七恵君の成長を見る良い機会だったのにね…… 三獄姫- っはぁ? 何の心配もしてねェよ。 三獄姫- (部屋から出て行く 三獄姫さんが退室しました ニシキ- くすっ……(部屋で一人微笑み ニシキ- あと一名、かな……(呟き部屋の奥へ歩む ニシキ- ……(応接室の本棚の前に立ち ニシキ- 次はあの人かな……(本棚の仕切りをスライドさせる ニシキ- (本棚の周囲の床が回転 ニシキ- (隠しエレベーターに搭乗し ニシキ- (Educated Enemy Eliminator Electrical Equiper(通称Ev)へと降りて行く ニシキさんが退室しました ニシキさんが入室しました ニシキ- (Ev本部 トレーニングルーム ニシキ- (部屋の中央に立つEv制服を来た男 ニシキ- (銀髪ボブカットの静かな雰囲気。目は閉じているかのように細い ニシキ- …… ニシキ- (ただじっと両手を下げて立ち止まり ニシキ- …… ダミーバルーンさんが入室しました ニシキ- (現れた気配へ即座に腕を振るい―― ニシキ- (――袖から伸びた鎖が対象を破壊する ダミーバルーンさんが退室しました ニシキ- …… ニシキ- (腕を引き鎖を引き戻し ニシキ- (元の姿勢でまた静かに時を待つ ニシキ- …… ニシキ- (集中力と持久力と反応速度を鍛える地道なトレーニング ダミーバルーン二機さんが入室しました ダミーバルーン二機さんが退室しました ニシキ- ――(現れたと同時に両腕を振るい 破壊を完了している ニシキ- …… よつばさんが入室しました よつば- (集中しきったニシキの意識に自動扉の駆動音 よつば- (開いた扉から中に入ってくるのは―――メイド? ニシキ- (腕を振り下ろし、鎖を地面に叩きつける ニシキ- (訓練室へと送る訓練終了の合図 ニシキ- ……(くるっと入り口のメイドへ振り向き よつば- (薄蒼の髪のポニーテール。三角巾にメイド服。四葉のクローバーのヘアピン。と、いかにもな姿、だが よつば- (どう見ても長身。というか、明らかに男。 よつば- ハーイ♪ 弐棋兄さん。(片手をヒラリと挙げてニコッと ニシキ- やあ……史葉君……(ニコニコと微笑み ニシキ- よく来てくれたね……どうだいEv本部は…… よつば- へえ。話は聞いてたけど、本当にもう認証されてるのね。アタシ(カツ、とブーツを鳴らして歩み寄りながら ニシキ- よく来てくれたね……どうだいEv本部は……? よつば- こっち側に来るのあんまりあっさりだからちょっと吃驚しちゃったわよ。(こっち側、とは、EVではないEvのこと ニシキ- 史葉君が来れるようにね……今日手配しておいたものだよ……(微笑み よつば- ……んー、そーねェ。 流石にセキュリティも防護性も充分すぎるくらいだけど(無機質なトレーニングルームを見回しながら よつば- 案外奇襲に弱いかもね。一回くらいそういう事あったんじゃない?(「Ev本部」についての率直な感想を述べる ニシキ- くすっ……鋭い指摘だね…… ニシキ- 流石は専門家さんだね……この「家」に興味は沸いたかな……? よつば- アハ、それはまだ解んないわよ。「家族」を見てみなきゃね。 よつば- 人が住んでなきゃ「家屋」とは言えないでしょ?(ニシキに笑って ニシキ- くすっ……いい回答だね……(微笑み ニシキ- じゃあ……見てみるかい……?(腕を開き ニシキ- この「家」に住む「家族達」を……(よつばへ微笑む よつば- ――あら。 よつば- この「EV本社」を警護する。 アタシのその仕事の為だけに、そこまでしてくれるっていうの?(両手合わせて、ニシキの感情の読めない目を見つめ ニシキ- そうだよ……何か可笑しいかな……(微笑み よつば- アハ、随分大盤振る舞いなのねェ。弐棋兄さん。(微笑み ニシキ- くすっ……それで君のクオリティが上がるなら安いものだよ…… ニシキ- それに……君にはいずれ見てもらう必要があるからね…… よつば- ……そう。(やっぱり、という風に よつば- 此処に新たに呼ばれたのって、アタシだけじゃあ無いでしょ? ニシキ- くすっ……(ニコニコと微笑み ニシキ- その通りだよ……鋭いなあ史葉君は…… よつば- んーん。知ってたもの。(笑って ニシキ- ん……そうなのかい……? よつば- ルートはヒミツだけどね。(口元に人差し指当て)機密漏洩の類じゃない事は約束しとくわ よつば- (―――因みに よつば- (紅椿家三獄姫の尋常でなく不機嫌な様子を見た紅椿家四天女から「ゴッキーのあのキレっぷりは絶対絶対あの糸目!も~も~昔っから昔っから!糸目むかつく!糸目うざすぎ!あの糸目のまぶたにマジックで目玉書いてきてよよつばぁ~~~~!」などなど大量の愚痴メが送られてきていた為――彼は諸々のピースを繋ぎ合わせ、事情を察するに至ったのである。 よつば- …ンま、それはいいとして、 よつば- 兄さんは一体何を考えてるの?(率直に尋ねる ニシキ- くすっ……別に可笑しな事は考えてないよ…… ニシキ- 普段どおりのボクさ……ただ完璧に事を成し遂げたいだけ…… よつば- ふぅん…まだ教えちゃくれないのね。(腕組んで ニシキ- 秘密にする事でもないさ……普段どおりのボクさ…… ニシキ- 「家」と「家族」を守るのが得意な君に……ボクの作戦を協力してもらいたいだけ…… ニシキ- 君は君の仕事と生活をしてくれれば……それがボクの望む形になるはずだよ…… よつば- …相変わらずまどろっこしい言い方ねぇ。 けど、解ったわ。 よつば- この『Ev イエ 』と『隊員 カゾク 』を、指一本触れずに護ればいい。そういうコトね? ニシキ- くすっ……別に触れても構わないよ…… ニシキ- むしろ触れてくれよ……「家族」なんだからさ……(微笑み ニシキ- (ニシキの背 トレーニングルームの扉が開く ニシキ- あの扉を通れば……こんな殺風景な部屋以外にも色んな所に行ける…… ニシキ- それこそ君の探す「家族」が……過ごす「家」だね…… よつば- ……えぇ。 ちゃんと見てくわよ。愛する為にもね。(開いた扉、差し込む光と乾いた空気を感じながら よつば- 愛沸かなきゃ働く気力も沸かないもの。(ニシキに笑い ニシキ- くすっ……君は愛の為に働けるんだね……(微笑み よつば- 愛も無いのに働けないってだけよ。(ロングスカートを翻し ニシキ- ふふっ……素敵な理論だね…… よつば- それじゃ、見させてもらうわよ。 兄さんの大事な『家族』達。(振り向き ニシキ- うん……どうぞごゆっくり…… よつば- (手をヒラヒラ振り、空いた扉から外へと よつば- (―――…まあ、「触らない」のは、アタシの心掛けみたいなものだけどね。 よつばさんが退室しました ニシキさんが退室しました
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CP性格 BBCPストーリー CP 名前 :アマネ=ニシキ 身長 :180cm 体重 :68kg 誕生日 :11/15 血液型 :O型 出身地 :不明 趣味 :和菓子作り 好きなもの :美しいモノ(主に美少年) 嫌いなもの :引き篭もり ドライブ名 :珠波衣羅盧(スパイラル) CV :石田彰 性格 自分の欲望に非常に正直な性格であり、曲がった事が嫌い。 集めた美少年たちも、主に「戦災孤児」であり、彼らを養う優しさを持ち合わせている。 BBCPストーリー 舞踊一座を率いる美青年、「アマネ」。 幼少の頃より、舞の真髄を極めるために 彼は、戦いの中に「舞」を求めた。 無類の「美少年」好きの彼は 咎追いの美少年の噂を聞きつけ 一座にスカウトするべく 遠路はるばるイカルガの地へと訪れた。 性格のところ 彼を→彼らを -- (名無しさん) 2013-04-21 22 51 34 「彼らを」直しました 何か問題あったら戻してください -- (名無しさん) 2013-04-24 22 03 51 名前 コメント すべてのコメントを見る
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アストラル ●種族解説 魔法使いが迫害されることなく、魔法が定着した世界。 神という存在を否定し、次の段階へと進んだ魔法使い達の世界でもある。 科学はまだ未発達なものの、技術として洗練された魔法がその代わりを果たす。 アストラル人はマナを取り込む器官として、側頭部に角を持つ。 種族スキルデータ ■誓いの鉄器 SL上限:1 タイミング:メイキング コスト:なし 判定:なし 対象:自身 射程:なし 効果:キャラクターメイキングで取得する。 自身が与える[鉄属性]魔法ダメージのダメージロールに+6する。 貴方は鉄器を神聖視する気持ちが一際強い。 ■立派な大角 SL上限:1 タイミング:メイキング コスト:なし 判定:なし 対象:自身 射程:なし 効果:キャラクターメイキングで取得する。 貴方がスキル使用時にMPをLPで代替する際、コスト15点以下のスキルにも使用出来るようになる。 貴方の角は他者より大きく、マナを取り込む能力に優れている。 ■マギステル SL上限:1 タイミング:メイキング コスト:なし 判定:なし 対象:自身 射程:なし 効果:キャラクターメイキングで取得する。 任意のメインクラス・サブクラスから[分類:魔法]のスキルをひとつ取得する。 ただし取得条件のあるスキルと、回数制限のあるスキルは取得できない。 また、メインクラス成長時にそのスキルを成長させることが出来る。 あなたの魔法知識は教鞭を取ることが出来るほどに広く、深い。 ■増幅魔術 SL上限:1 タイミング:パッシブ コスト:なし 判定:なし 対象:自身 射程:なし 効果:あなたの【魔法攻撃力】に更に+【知力】する。 あなたは魔法を紡ぎ、威力を増幅させることに長けている。 ■地相魔術体系 SL上限:1 タイミング:判定の直前 コスト:4 判定:自動成功 対象:自身 射程:なし 効果:魔法攻撃の判定直前に使用し、その判定に+2する。 また、その攻撃の属性を【現在発生している地相】と同じ属性に変更する。 地相が発生していない場合、属性は変化しない。 あなたは周囲のマナを効率よく自身の魔術に転用することが出来る。 ■フェイタル・ストラテジー SL上限:3 タイミング:メジャー コスト:12 判定:自動成功 対象:単体 射程:0〜1 効果:対象の状態を[連携待機状態]に変更する。 1シナリオにSL回まで使用可能。 自身の魔力を触媒とし、他者同士の連携を補助する魔法。 ■極大化 SL上限:1 タイミング:マイナー コスト:【LP】2 判定:自動成功 対象:自身 射程:なし 効果:ML8以上で取得可能。 そのメインプロセスで行う[分類:魔法]による魔法攻撃の対象を [対象:シーン(選択)][射程:シーン]に変更する。 1シナリオに1回まで使用できる。 ■黒鉄の寿ぎ SL上限:1 タイミング:パッシブ コスト:なし 判定:なし 対象:自身 射程:なし 効果:ML8以上で取得可能。 所持している武器をひとつ選択し、[属性:鉄]を追加する。 これはプリプレイで変更してもよい。 また、その武器を装備している場合、魔法攻撃に[鉄属性]を付与する。 既に属性がある場合、複合属性として扱い、ダメージ算出はより効果の高い属性を適用する。 これは鉄製の[武器]を装備していない場合、効果を発揮しない。 鉄器を神聖視する精神は、ついに魔法を侵食するに至る。 ■オーバー・ヒート SL上限:1 タイミング:セットアップ コスト:効果参照 判定:自動成功 対象:自身 射程:なし 効果:ML8以上で取得可能。 自身の【MP】を[ML×2]減少させる。(上限30) 自身の与える魔法ダメージに+[このスキルによる減少量]する。 この効果はそのラウンドの間持続する。 スキルを使用した後、このスキルはセットアップ開始ごとに自動的に使用される。 MPが不足するまで使用を中断することは出来ない。 魔力を過剰に燃やし尽くし、破滅をばらまく技法。 ■オーバー・フリーズ SL上限:3 タイミング:セットアップ コスト:4 判定:自動成功 対象:自身 射程:なし 効果:自身の【魔法攻撃力】を[SL×3]減少させる。 自身が使用する[分類:魔法]のスキルのコストを[SL]減少させる。(最低1) この効果はそのラウンドの間持続する。 威力と引き換えに魔力を節約する技法。 ■エンチャント:スチール SL上限:7 タイミング:マイナー コスト:8 判定:自動成功 対象:自身 射程:なし 効果:あなたがメインプロセスで行う白兵攻撃のダメージを、[鉄属性]の魔法ダメージとして扱う。 また、そのダメージに+[SL×3]する。 既に鉄属性の場合、更に+[SL×2]する。 +FAQ Q.攻撃の際、カラーギフトなどのスキル効果によって鉄属性を付与した場合も「既に鉄属性」扱いになるか? A.なります。 ■饅頭名人 SL上限:5 タイミング:プリプレイ コスト:なし 判定:なし 対象:自身 射程:なし 効果:あなたはプリプレイでSL個の[アストラル饅頭]を入手する。 この[アストラル饅頭]はセッション終了時に失われる。 [アストラル饅頭]のデータは以下の通りである。 ■アストラル饅頭 種別:消耗品 重量:1 価格:非売品 ほのかに塩味を感じる甘い饅頭。 【MP】を5D6回復する。 ※常夏からの変更点 ▲立派な大角 コスト10まで→コスト15まで ▲地相魔術体系 魔法判定+2効果を追加 ▲オーバー・ヒート 自動使用タイミングがセットアップ時→セットアップ開始時
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アストラル ●種族解説 魔法使いが迫害されることなく、魔法が定着した世界の人類。 神という存在を否定し、次の段階へと進んだ魔法使い達の世界でもある。 科学はまだ未発達なものの、技術として洗練された魔法がその代わりを果たす。 アストラル人はマナを取り込む器官として、側頭部に角を持つ。 種族スキルデータ ■誓いの鉄器 SL上限:1 タイミング:メイキング コスト:なし 判定:なし 対象:自身 射程:なし 効果:キャラクターメイキングで取得する。 あなたが与える物理ダメージと〈鉄〉属性ダメージに+8する。 あなたは鉄器を神聖視する気持ちが一際強い。 ■立派な大角 SL上限:1 タイミング:メイキング コスト:なし 判定:なし 対象:自身 射程:なし 効果:キャラクターメイキングで取得する。 あなたが【MP】の代わりに【LP】を消費してスキルを使用する時、 コスト10以上のスキルでも、【MP】の代わりに【LP】を消費できる。 また、あなたは戦闘中、クリンナップで【ML】点【MP】を回復する。 ■マギステル SL上限:1 タイミング:メイキング コスト:なし 判定:なし 対象:自身 射程:なし 効果:キャラクターメイキングで取得する。 任意のメイン・サブクラスから[分類:魔法]のスキルをひとつ取得する。 ただし取得条件のあるスキルと、回数制限のあるスキルは取得できない。 この効果で取得したスキルは、メインクラスの成長時に成長させることができる。 あなたの魔法知識は教鞭を取ることが出来るほどに広く、深い。 ■増幅魔術 SL上限:1 タイミング:パッシブ コスト:なし 判定:なし 対象:自身 射程:なし 効果:あなたの【魔法攻撃力】に+【知力】する。 あなたは魔法を紡ぎ、威力を増幅させることに長けている。 ■地相魔術体系 SL上限:1 タイミング:判定の直前 コスト:なし 判定:自動成功 対象:自身 射程:なし 効果:このスキルは地相が発生していないと使用できない。 あなたの魔法攻撃の判定の直前に使用する。 その判定に+3し、その攻撃で与える魔法ダメージに地相の属性を追加する。 あなたは周囲のマナを効率よく自身の魔術に転用することが出来る。 ■極大化 SL上限:1 タイミング:マイナー コスト:【LP】2 判定:自動成功 対象:自身 射程:なし 効果:ML8以上で取得可能。 そのメインプロセスで行う[分類:魔法]による魔法攻撃の対象を [対象:シーン(選択)][射程:シーン]に変更する。 1シナリオに1回まで使用できる。 ■黒鉄の寿ぎ SL上限:1 タイミング:パッシブ コスト:なし 判定:なし 対象:自身 射程:なし 効果:ML8以上で取得可能。 所持している武器をひとつ選択する。 選択した武器を装備している間、あなたの与える魔法ダメージに〈鉄〉属性を追加する。 これはプリプレイで変更してもよい。 鉄器を神聖視する精神は、ついに魔法を侵食するに至る。 ■オーバー・ヒート SL上限:1 タイミング:セットアップ コスト:【LP】1 判定:自動成功 対象:自身 射程:なし 効果:あなたが与えるダメージに+[メインクラスのCL×3](上限は30点)する。 ラウンド終了時、あなたは20点の【MP】を失う。 この効果は1シーンの間、持続する。 魔力を過剰に燃やし尽くし、破滅をばらまく技法。 ■オーバー・フリーズ SL上限:3 タイミング:セットアップ コスト:なし 判定:自動成功 対象:自身 射程:なし 効果:あなたの【魔法攻撃力】に-[SL×3]する。 あなたが使用する[分類:魔法]のスキルの【MP】コストに-[SL]する。 この効果は1ラウンドの間、持続する。 威力と引き換えに魔力を節約する技法。 ■饅頭名人 SL上限:5 タイミング:プリプレイ コスト:なし 判定:なし 対象:自身 射程:なし 効果:あなたはプリプレイで[SL]個の[アストラル饅頭]を入手する。 [アストラル饅頭]はプリプレイごとに[SL]個になる。 [アストラル饅頭]のデータは以下の通りである。 ■アストラル饅頭 種別:消耗品 重量:1 価格:非売品 ほのかに塩味を感じる甘い饅頭。 【MP】を5D6回復する。 ■禁忌術式 SL上限:1 タイミング:マイナー コスト:効果参照 判定:自動成功 対象:自身 射程:なし 効果:ML8以上で取得可能。 使用時に任意点の【LP】を消費する。 このメインプロセスで行う[分類:魔法]の攻撃は、【魔法攻撃力】を2倍にしてダメージ算出を行う。 また、そのダメージに+[(消費【LP】×3)+2]Dする。 ただし、[ランク:上位・最上位]のスキルを使用する場合、 あなたは1点の【LP】ダメージを受ける。 あなたは術者の魂を蝕む危険な術式を習得している。 ■変異器官 SL上限:5 タイミング:パッシブ コスト:なし 判定:なし 対象:自身 射程:なし 効果:あなたの【HP】と【MP】に+[SL×2]する。 あなたは順応・進化・変異などによって変質したアストラル人だ。 あなたはアストラル人でありながら角を持たない。 角の代わりになる部位があってもいいし、なくても構わない。 このスキルを取得していても、[立派な大角]の効果は問題なく適用される。
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アストラル ●種族解説 魔法使いが迫害されることなく、魔法が定着した世界。 神という存在を否定し、次の段階へと進んだ魔法使い達の世界でもある。 科学はまだ未発達なものの、技術として洗練された魔法がその代わりを果たす。 アストラル人はマナを取り込む器官として、側頭部に角を持つ。 種族スキルデータ ■誓いの鉄器 SL上限:1 タイミング:メイキング コスト:なし 判定:なし 対象:自身 射程:なし 効果:キャラクターメイキングで取得する。 自身が与える[鉄属性]魔法ダメージのダメージロールに+6する。 貴方は鉄器を神聖視する気持ちが一際強い。 ■立派な大角 SL上限:1 タイミング:メイキング コスト:なし 判定:なし 対象:自身 射程:なし 効果:キャラクターメイキングで取得する。 貴方がスキル使用時にMPをLPで代替する際、コスト10点のスキルにも使用出来るようになる。 貴方の角は他者より大きく、マナを取り込む能力に優れている。 ■マギステル SL上限:1 タイミング:メイキング コスト:なし 判定:なし 対象:自身 射程:なし 効果:キャラクターメイキングで取得する。 任意のメインクラス・サブクラスから[分類:魔法]のスキルをひとつ取得する。 ただし取得条件のあるスキルと、回数制限のあるスキルは取得できない。 あなたの魔法知識は教鞭を取ることが出来るほどに広く、深い。 ■増幅魔術 SL上限:1 タイミング:パッシブ コスト:なし 判定:なし 対象:自身 射程:なし 効果:あなたの【魔法攻撃力】に更に+【知力】する。 あなたは魔法を紡ぎ、威力を増幅させることに長けている。 ■地相魔術体系 SL上限:1 タイミング:マイナー コスト:4 判定:自動成功 対象:自身 射程:なし 効果:あなたがメジャープロセスで行う魔法攻撃の属性を、【現在発生している地相】と同じ属性に変更する。 地相が発生していない場合、属性は変化しない。 あなたは周囲のマナを効率よく自身の魔術に転用することが出来る。 ■フェイタル・ストラテジー SL上限:3 タイミング:メジャー コスト:12 判定:自動成功 対象:単体 射程:0 効果:対象の状態を[連携待機状態]に変更する。 1シナリオにSL回まで使用可能。 自身の魔力を触媒とし、他者同士の連携を補助する魔法。 ■極大化 SL上限:1 タイミング:マイナー コスト:【LP】3 判定:自動成功 対象:自身 射程:なし 効果:ML8以上で取得可能。 そのメインプロセスで行う[分類:魔法]による魔法攻撃の対象を [対象:シーン(選択)]に変更する。 1シナリオに1回まで使用できる。 ■黒鉄の寿ぎ SL上限:1 タイミング:パッシブ コスト:なし 判定:なし 対象:自身 射程:なし 効果:ML8以上で取得可能。 自身が与える魔法攻撃に、常に[鉄属性]を付与する。 これは鉄製の[武器]を装備していない場合、効果を発揮しない。 鉄器を神聖視する精神は、ついに魔法を侵食するに至る。 ■オーバー・ヒート SL上限:1 タイミング:セットアップ コスト:効果参照 判定:自動成功 対象:自身 射程:なし 効果:ML8以上で取得可能。 自身の【MP】を[ML×2]減少させる。(上限30) 自身の与える魔法ダメージに+[このスキルによる減少量]する。 この効果はそのラウンドの間持続する。 スキルを使用した後、このスキルはセットアップごとに自動的に使用される。 MPが不足するまで使用を中断することは出来ない。 魔力を過剰に燃やし尽くし、破滅をばらまく技法。 ■オーバー・フリーズ SL上限:3 タイミング:セットアップ コスト:4 判定:自動成功 対象:自身 射程:なし 効果:自身の【魔法攻撃力】を[SL×3]減少させる。 自身が使用する[分類:魔法]のスキルのコストを[SL]減少させる。(最低1) この効果はそのラウンドの間持続する。 威力と引き換えに魔力を節約する技法。 ■エンチャント:スチール SL上限:7 タイミング:マイナー コスト:8 判定:自動成功 対象:自身 射程:なし 効果:あなたがメインプロセスで行う白兵攻撃のダメージを、[鉄属性]の魔法ダメージとして扱う。 また、そのダメージに+[SL×3]する。 既に鉄属性の場合、更に+[SL×2]する。 ■饅頭名人 SL上限:5 タイミング:プリプレイ コスト:なし 判定:なし 対象:自身 射程:なし 効果:あなたはプリプレイでSL個の[アストラル饅頭]を入手する。 この[アストラル饅頭]はセッション終了時に失われる。 [アストラル饅頭]のデータは以下の通りである。 ■アストラル饅頭 種別:消耗品 重量:1 価格:非売品 ほのかに塩味を感じる甘い饅頭。 【MP】を5D6回復する。
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ニシキさんが入室しました ニシキ ……。 ニシキ ……。 ニシキ ……。 ニシキ (駐屯地にて。 ニシキ (大テーブルにカードを広げてテーブルを挟む二人の男 ニシキ ふふっ……良いね…… ニシキ これ以上の詮索は不必要な裏読みになりそうだね……良い塩梅だと思うよ…… 燦山さんが入室しました ニシキ いや案外……完璧に当ててしまっているかもしれないね…… 燦山 あはは。上手い事行くといいけどねぇ。 燦山 まっ、これで本決まりにしとこうか。 ニシキ くすっ……良いよ…… 燦山 おっけー。 ニシキ 燦山君と作戦会議だなんて……本当に久し振りだったけど…… 燦山 いや、ほんとね。(笑って ニシキ かなり楽しめたよ……出来も完璧そうだね…… ニシキ (糸目で笑みを浮かべる ニシキ (高笑いするわけではないが、えらく上機嫌のようだ 燦山 いやー、ホント久しぶりだったよねぇ。でもなんか…しっくり来るっていうと変だけど。やりやすかった。 燦山 これで結果(予想的中)も付いて来れば言う事無しだね。 ニシキ 他所の所も真剣にドラフトしてくれたお陰だね……不真面目な人が居れば読みの精度が落ちて居たさ…… 燦山 たーしかに。何処も結構ガチで選んだっぽいよね。まー。 燦山 ちゃんと来るといいね?三戦目に。(誰とは言わないが ニシキ それは勿論……来てくれるはずさ…… ニシキ ボクらだけじゃなく……ふふっ…… ニシキ とても……面白い闘いができそうだね…… 燦山 きょうだい対決…ってやつね。 …っていうかさ、 燦山 今日めちゃめちゃご機嫌だよね弐棋くん。 ニシキ 嗚呼……ご機嫌でいられないわけがないだろう……? ニシキ 三獄姫君や……Evの精鋭を相手に競い合えるのは勿論だけど…… ニシキ 皆……ふふっ、気付いてるのかな……? 燦山 えー。なになに?(笑って ニシキ あの蒼菖蒲壱葦君が完璧なボクじゃなくて……紅椿家の三獄姫君を選ぼうとした…… ニシキ そして阻まれて……結局ボクさ…… ニシキ くすっ……燃えるシチュエーションだと思わないかい? 燦山 あぁ。明言はしてなかったけど、明らかに「図星」って反応だったよね壱葦さん。 ニシキ 嗚呼……嘘がつけない良い善人だからね…… 燦山 正直あれ結構意外だったよねぇ。そういう選び方できる人だと思って無かったっていうか。 ニシキ ふふっ……ボクでさえそう思うよ…… 燦山 それこそ「善い人」だからこそ、みたいなさ。 ニシキ 会心の一手が防がれたのに……ブレずに続けてくれた…… ニシキ 初手で崩れて……もっと蒼菖蒲まみれになってもおかしくなかったのにね…… 燦山 確かに。安全と言えば聞こえがいい、日和った選出になってもおかしくはなかったけど。 燦山 とりあえず安心安全とはほど遠いもんね。完成したこのチーム。 ニシキ 嗚呼……異世界人も亜人も呼んでくるなんてね…… 燦山 …は~、そか。それだけ本気でドラフトしに行った上で、あの子の次善の駒に選ばれたのが君。って事になる訳かぁ。 燦山 確かにそれはテンション上がっちゃうかもねぇ? ニシキ そうだね……ふふっ…… ニシキ ボクだって蒼菖蒲家の人間だからね……知ってるかい? 燦山 うん?なになに?(笑って ニシキ 誰かの為に闘う方が……滾るって事さ…… 燦山 なーるほど? ニシキ ふふっ……だいぶ喋ってしまったかな…… 燦山 そう?…いやまあ確かに、案外珍しいかもね?楽しいからいいけどね。 ニシキ 嗚呼……こんなに心情を喋ることはないかもね…… ニシキ 話を聞いてくれた占い師さんにお願いだけど……蒼菖蒲壱葦君達には秘密にしておいてくれないかい? 燦山 はは。壱葦さん聞いたら嬉しいだろうけどねぇ?(言いつつ言わない気満々だが ニシキ ふふっ……あの胃にこれ以上余計なプレッシャーは与えたくないからね…… ニシキ それに……くすっ…… ニシキ 少し……気恥ずかしい話さ…… 燦山 まぁねぇ?(わかるよ?と 燦山 なんかこう…今更そんなベタついてもね。ってなるよね。 ニシキ あちらは言ってほしいかもしれないけどね……どうだか…… ニシキ ボクの出来る事をするべきなら……それは…… ニシキ 幾億もの感謝と尊敬の言葉よりも……期待通りの戦果だろうから…… 燦山 はは。蒼菖蒲って感じ。(頬杖突いて ニシキ それはそれは……どうも。(穏やかに微笑み 燦山 いやー。でもまーなんか…(言うか言わぬかちょっと迷うが 燦山 おれが思ってたより弐棋くん、だいぶ壱葦さんの事好きなんだなーって。(結局言う ニシキ ふふっ……今更だね…… ニシキ それこそ気恥ずかしい話だよ……だいぶね。 燦山 そっかそっか。(楽しげに 燦山 おまけに今日は随分素直だ。ご機嫌だから? ニシキ 嗚呼……その質問も素直に認めるとするよ…… ニシキ 燦山君以外にもベラベラ喋るかというと……そんなことは無いけどね…… 燦山 わぁ。どしたの。段々心配になってきた。 燦山 全方位に愛を振り撒きたい季節…? ニシキ ふふっ……愛は言い過ぎだよ…… ニシキ ただ……良い事があれば機嫌も良くなる…… ニシキ せっかくの夢の中なんだから……そのぐらいでいないとね…… 燦山 まーー、ね。お祭り事だもんね? ニシキ 嗚呼……お祭り事さ…… ニシキ そういうわけだから……ふふっ…… ニシキ 軍師様にだけは…… 少し プレッシャーをかけてしまうかもしれないけど…… 燦山 うわあ。いい圧だなぁ。(笑顔で ニシキ ボク達が良い戦果を持ち帰れるように……燦山君の本気の働きにも期待してるよ。(笑み浮かべ 燦山 いやーーー。姉さんといい……皆して好き放題言いますよねぇ? ニシキ ふふっ……大丈夫さ…… ニシキ その期待に完璧に応えて来てるのが……君だろう? 燦山 …まあ。 お祭り事だよ?言い換えればお遊戯事。 燦山 だからこそ本気で遊ぶよ。 そっちの方が楽しいからねぇ。 ニシキ くすっ……金鳳花らしいね…… 燦山 ははっ、どうも~。 燦山 じゃ。まー、互いに互いのお家らしく。 燦山 本気のシミュレートなり特訓なりする?たまには。 ニシキ いいね……素敵な提案だ…… ニシキ ふふっ……お相手願おうか…… 燦山 はは。珍しいでしょ。 燦山 おれも案外機嫌良いのかもね~?(とか言って立ち上がって ニシキ 良いじゃない……夢の中なんだし…… ニシキ (扉を開けて駐屯地の街中の闘技場へと向かう ニシキ 真面目に楽しく……この夢での勤めを果たそうか…… 燦山 はいは~い。(ニシキと共に闘技場へとのらくら歩いていく ニシキさんが退室しました 燦山さんが退室しました
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【作品名】遊☆戯☆王ZEXAL 【ジャンル】SFセカイ系学園異世界人情時代劇物カオススタンドカードヒーローバトルゲームアニメ 【名前】アストラル 【属性】アストラル世界からの使者 【年齢】2000歳以上 【長所】遊馬「まさかお前!幽霊だろ?!」→アストラル「幽霊とはどんな効果だ?いつ発動する?」 【短所】常に全裸 【備考】数千年前にドン・サウザンドオォォォォォッ!!と戦っているのでその時点から生きている vol.4
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【アストラル】 【作品名】遊☆戯☆王ZEXAL 【ジャンル】SFセカイ系学園異世界人情時代劇物カオススタンドカードヒーローバトルゲームアニメ 【名前】アストラル 【属性】アストラル世界からの使者 【大きさ】187.5cm 【長所】遊馬「まさかお前!幽霊だろ?!」→アストラル「幽霊とはどんな効果だ?いつ発動する?」 【短所】No.96と共に自爆 【備考】身長は監督がtwitterにて「シャークが170cmくらい」だと発言している そこからシャークとの対比などで遊馬の身長を計算 参戦 vol.1
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【作品名】遊☆戯☆王ZEXAL 【ジャンル】SFセカイ系学園異世界人情時代劇物カオススタンドカードヒーローバトルゲームアニメ 【名前】アストラル 【属性】アストラル世界からの使者 【年齢】2000歳以上 【長所】遊馬「まさかお前!幽霊だろ?!」→アストラル「幽霊とはどんな効果だ?いつ発動する?」 【短所】常に全裸 【備考】数千年前にドン・サウザンドオォォォォォッ!!と戦っているのでその時点から生きている vol.4
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アストラル(あすとらる) 「勝つぞ、遊馬」 「勝利の方程式は完成したぞ!」 遊戯王ZEXALの登場キャラクター。 遊馬がシャークとデュエルしている最中に突如出現した扉を、超かっとビングした遊馬が「皇の鍵」を使って開けたことがきっかけで現れた正体不明の存在。 普段は遊馬以外では一部の人間しか認識できない(*1)。触れることは遊馬にもできず、壁などもすり抜けてしまう。 見た目の特徴として、中性的な人間型だが、体表は透き通るような水色をしており微弱ながら全身発光している。 瞳の色は金色だが、オーラを纏っている間は光の加減なのかオーラと重なる部分(右目)が銀色に見える。(*2) また、身体や顔のいたる部分に模様らしきものが確認できる上、常時ふわふわと滞空している。 一目で人外と解る青い身体でしかも全裸となると、どこぞのネオスペーシアン(アレとかコレとか)を彷彿させるが恐らくは関係ない。はず。 遊馬達の世界へ現出する際に遊馬と衝突したショックで記憶が超かっとビングし、 その記憶がナンバーズ・カードとなって飛び散ってしまったため自身に関しての一切の記憶を失ってしまう。 但し、アストラルという自分の個体名とデュエルに関する記憶だけははっきり覚えており、遊馬の住む世界の文化や生活様式など、 ありとあらゆる事象をデュエルに関連付けるという叩き上げのデュエル脳を体現している。それ故、涼しい顔でトンデモない台詞をさらっと言ってのけたりもする。 一例を挙げると、アストラルの姿が自分以外の誰にも見えない事を悟った遊馬が 「まさかお前、幽霊だろ!?」と訊ねた折りに真顔で返した第一声が、 「落ち着け。幽霊とはどんな効果だ?いつ発動する?」。(*3) キャッシーが遊馬の部屋へ忍び込んできたときにも何をするでもなく静観していた(自身も類似した状況であるためか、その家の住人でない者が侵入するという事態を異常だと思わなかったらしい。) 遊馬と出会って間もない頃は記憶障害のためかそれとも単に小馬鹿にしていたのか、遊馬の事を「トンマ」と呼ぶこともあった。(*4) 欠落した記憶を取り戻すには「ナンバーズ」と呼ばれる特殊なエクシーズモンスターカードを集める必要がある為、遊馬と行動を共にしている。 特に、ナンバーズとの決闘ではアストラルの生命は遊馬のLPと連動しており、 ナンバーズ所有者との決闘で遊馬のLPが0になる事は即ち彼の消滅を意味している(*5)。 表裏徳之助に《No.39 希望皇ホープ》と《No.17 リバイス・ドラゴン》をコントロール奪取されてしまった際には苦しそうに跪き、 青い卵のような繭のようなものに身を包んでいた。 Dr.フェイカーからは「ナンバーズのオリジナル」、又は単に「オリジナル」と呼称されている。また、ホープはオリジナルの分身らしい。 ナンバーズ所有者との決闘に勝利した後は相手の方へ手をかざしてナンバーズ・カードを吸収、 自身の記憶と半透明だった体表の一部を少しずつ取り戻すと共に遊馬の所有カードとなる。 ちなみに、遊馬の持つ鍵に憑依を阻止され記憶が「ナンバーズ」となって飛び散らなかった場合は、 遊馬の肉体を乗っ取って自らの使命を全うするつもりだったらしい。 主人公の年齢を下げたというのに物語序盤から恐ろしいことをさらりと言ってくれるが、これも遊戯王だから仕方ないのかも知れない。 姿を具現化しないときは遊馬が持っている鍵の中に収納されている。(*6) また、鍵の中に居るときに鍵の所有者が遊馬から別の者となると、外に出てこられなくなるようだ。 但し、遊馬が風魔とのデュエルに単身挑んでいた際には、この状態の際に鍵を持っていた小鳥ちゃんに対しては、謎空間にて彼女と会話することが可能だった。 皇の鍵の内部にいない時は遊馬から離れる事が出来ないらしいが、25話で出現した異世界の太陽の影響が続いているのか、最近ではかなり上の方から降りてきたりしている。(*7) 自らの記憶のピースたるナンバーズ・カードを狙うカイトとのデュエル以降は明確に敗北の味を知ったためか、 暫く意気消沈している時期が続き、ジンとのデュエルではカイトの人形に威圧されていた事もあった。 その後、彼とのデュエルにおいて一度は勝利を諦め、自らも遊馬とともに消滅する事を覚悟したが、 最後まで希望を捨てなかった遊馬の「かっとビング」によって自らも希望を取り戻し、皇の鍵から発射された謎のビームによって力が覚醒、 《No.39 希望皇ホープ》をカオスエクシーズ・チェンジし、《CNo.39 希望皇ホープレイ》に進化させた。 そして、皇の鍵内部に侵入してきたカイトとの再戦では、カイトの実力にやや気圧されるものの、遊馬に教えてもらった諦めない心・「かっとビング」によって奮闘。 自身の危険をも顧みず謎の扉を開いてアストラルを助けに来た遊馬と、アストラル自身でオーバーレイ・ネットワークを構築し、アストラル世界を救うとされる奇跡の力・ZEXALへと姿を変え、カイトを追い詰めた。 このデュエルでは最終的にカイトに引き分けに持ち込まれてしまったものの、以降カイトのほうもアストラル(と遊馬)のことを「強敵」と認めたようだった。 その正体は遊馬たち人間のいる人間世界とは別に存在する異世界の一つ、アストラル世界からの使者。 アストラルは前述のとおり記憶を失っているため、しばらくは何のために人間世界に来たのかも分かっていなかった。 普段は遊馬の傍に付き添っており、彼の身の回りに起こる日常の出来事を「観察」する事を日課としている。 デュエル脳故か、彼の持ち合わせている知識には相当な偏りがあり、食事やトイレすら彼にとっては物珍しい「観察対象」と成り得るようだ。 しかし、猫を知らなかったかと思えば、女性(女の子)の心理につい心得ているような口振りを見せたりと、 デュエル以外で彼の持ち合わせている知識には偏り云々以前に謎に思える部分も多い。 その他に人間世界の文化にも興味を示しているようで、放送中のヒーロー番組「異次元エスパー・ロビン」に夢中になっているようで、 夜も更け遊馬がぐっすり眠りについている時間帯に一人、テレビの前で体育座りをしながら無言で番組を眺めるという、 これまでの印象を覆すには充分な何とも形容しがたい一面を見せた。(*8) 安眠を妨害された苛立ちから視聴中のテレビを消した遊馬に対して珍しく抗議したり(*9)、フィクションという概念を知らないために 同番組の主人公・ロビンを「自分と同じく異次元からやって来た仲間」と思い込んだ挙句に遊馬を振り回したり、 さらには続くエスパー・ロビンこと風也とのデュエルでは彼が召喚した《野獣戦士ピューマン》《No.83 ギャラクシー・クィーン》などといった モンスター達をエスパー・ロビンの世界の設定に基づいて真面目な顔で紹介・アドバイスしていた。 遊馬&視聴者「おい、デュエルの解説しろよ」 尚、記憶が飛び散る以前には人間世界のことをある程度知っていたらしく、Ⅲから取り戻したナンバーズの記憶としてハートランドの規模・概要について遊馬に解説していた。 特にWDCでは出る番組をどう考えても間違えたカケル戦ではサッカーに、ショーベェ戦では建築物に興味を持った。 とくにショーベェ戦では音声はないがつけるなら「へぇ~」「ふ~ん」「ほー」と言ってそうな顔をした。 他には遊馬や六十郎と共に風呂に入ってみたり(*10)、Good Job!とかを覚え始めている。 (゜-゜)b トロンとの決戦で、遊馬がZEXALに変身した状態で食事フェイズに突入し、デュエル飯を遊馬が頬張った際には、 はじめての「食事」を体験し、食事を通じて「これが生きる実感!」と嬉々とした表情で大いに感激。もっとデュエル飯を食べたい、という思いを胸に再び闘志をたぎらせた。 「観察結果に載っていないだけ」とは言っていたものの、背筋が冷たくなる音声を発すると評しているので恐らく猫は苦手。(*11) 最近は遊馬の部屋に入り込んだネズミをデュエリストに育て上げた。名前はチュー馬。 また、男性女性の違いを受け入れていたり、ナンバーズ・カードによって「母親らしき存在」の声の記憶を取り戻したりしていることなどから、 どうやらアストラル世界の住人には人間と同じく性別・世代といった概念が存在するようだ。 しかしアストラル自身の性別は監督曰く「設定に関わること」であるらしく、はっきりとは明言されていない(*12)。 その誕生の瞬間は水滴のような球体から手足が生える、といった人間とはあからさまに違うものであった。 しかし自身がカイトとの勝負で追い込まれ、遊馬との別れを覚悟した瞬間にはその頬に「涙」を流した。 最初の頃は「冷静」を通り越して時として「冷徹」「冷酷」で無機質な印象を受けることも多かったが、 自身とは対照的な性格の遊馬や、周囲の人々に触れることで、熱い気持ち・友情・諦めない心・人間の温かさ・そして「かっとビング」の精神などを汲み取っている。 今では遊馬のことを立派な相棒として認めており、ナンバーズを失えば消えてしまうかもしれない自身の命運さえも「キミが選んだ道に従う」と語っている。 ちなみに遊馬の言葉などに感銘を受けると一瞬眼を閉じ、体が光る。 しかし真月零の暗躍によって、それまで築き上げてきた遊馬との絆にすれ違いが生じる。 遊馬が真月に協力したのも、それをアストラルに隠し続けてきたのも、あくまでもアストラルを助けたい一心であったのだが、 そうとは知らないアストラルのほんのちょっとの「勘違い」や「ひっかかり」をベクターは言葉巧みに「遊馬への懐疑の念」へと変貌させる。 結果、友情を築き上げてきてからは遊馬をまっすぐに信じ続けていたアストラルの心に、ほんの小さな疑いの「黒いシミ」ができてしまう。 「記憶」が自身の「感情・性格」に与える影響は絶大であり、その「記憶」がナンバーズ・カードとなって飛び散ってしまったアストラルは、当初「感情・性格」も持たない無機質な存在だった。 そして感情・性格を持たないアストラルは同時に非常に純粋な存在であった。 その後、唯一言葉を通わせることが出来る遊馬の「かっとビング」を信じる真っ直ぐで絆を大事にする心意気に多大な影響を受け、 アストラルも遊馬同様真っ直ぐな性格に成長していたのだろう。 しかし、真月零の登場によって、唯一心を通わせることが出来る存在であった遊馬が微妙に変化したことで、 アストラル自身の心も自身でも気づかないうちに非常に微妙な変化をしてしまったのだと思われる。 そして、遊馬以外では初めて自身の心に(ムリヤリ)介入してきたベクターにより、アストラルの心の非常に微妙な変化は、 明確な「遊馬への疑いの念・心の黒いシミ」となり、アストラルに悪の心を抱かせる要因となる。 更なるベクターの陽動により、心にできた「黒いシミ」を広げられZEXAL化に失敗、凶悪な性格へと変化。 黒く染まってしまったアストラルはムリヤリ遊馬を引き込んで「ダーク・ゼアル」へと姿を変え、更なる力を求めて自身のライフポイントも顧みずに暴走する。 この時のアストラルは、「遊馬に裏切られた」という思いを引きずり、怒り・疑い・悲しみをもたらす遊馬を悪だとして完全に遊馬を信じる心を失い、 同時に憎悪や怒りといった悪がもたらす力にただただ溺れるだけの異常で凶悪な性格に変貌していた。 遊馬の決死の行動によりダーク・ゼアル状態は解除され暴走は一旦止まったものの、心にできた「黒いシミ」と遊馬との絆にできた亀裂を無くすことはできなかった。 それでも積み重ねてきた思いの力と希望を信じ、諦めず戦う遊馬のことを「私はもう、これまでのように君を信じることは出来ない」とした上で、 「だが、どんな窮地に陥っても希望を信じて戦う君を、私は信じたい」と、 今まで触れあうことができなかったお互いの手と手を初めて重なり合わせ、一度は途切れてしまった絆、そして「かっとビング」の思いを今までとは違う真の意味で繋ぎあわせた。 それまで、ある意味遊馬を「信じるしか無かった」アストラルが、はじめて遊馬を疑ったことで一度は絆を失い、今までで一番辛い苦境を迎えた時、 それでも遊馬を信じたいとはじめて自分の意志で願ったことで、アストラルと遊馬はこれまでとは違う真の絆で結ばれたのだった。 二人は新たなる奇跡の力・「ZEXALⅡ」へと姿を変え、 二人のすれ違いの心の象徴《RUM(ランクアップマジック)-リミテッド・バリアンズ・フォース》を、真の絆の心の象徴《RUM(ランクアップマジック)-ヌメロン・フォース》へと呼び覚まし、 新たなる希望《CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー》を手にし、再びベクターを打ち倒したのだった。 しかし、アストラルの心に一旦出来てしまった悪のシミは消すことは出来ない。 ベクターは「汚されたという思いは永久に残り、それがお前たちの絆を蝕んでいく…」という言葉を残していった。 ブラック・ミストもまた、「悪を必要とする未来が待っている」と言い残している。 果たしてアストラルの心はどう変化してしまうのだろうか… Dr.フェイカーやトロン、ブラック・ミストからは「アストラルは人間世界を破滅させるためにやってきた」と言われていた。 サルガッソからさかのぼってZEXALⅡ89話、 バリアン世界との戦い、バリアンズ・スフィア・フィールドの影響で傷ついたアストラルの前に、たびたび遊馬の前に現れる謎の扉が現れた。 扉の「我は汝を試す者。ナンバーズの記憶を手に入れるのだ…その時、全てが動き出す」の言葉とともに、謎のドドドウォリアー影の巨人がアストラルたちへの試練として立ち塞がる。 突如鍵の中へと呼び寄せられた遊馬や、自らの封印の開放と引き換えに協力を申し出たブラック・ミストの力を以て影の巨人を打ち倒したアストラルは、 WDCにて得た50枚のナンバーズ・カードと謎の扉が導く記憶への道の先に、自身の使命を思い出す。 その使命とは、世界の過去と未来が記され、あらゆる世界の運命を決める力を持つ神のカード「ヌメロン・コード」をバリアンより先に手に入れることらしい。 また、あらゆる世界はこのヌメロン・コードと呼ばれるたった1枚のカードから生まれたそうだ。 しかし、フェイカーらの語る「人間世界を破滅させる」という使命が否定されたわけではなく、ヌメロン・コード探し同様使命の一つなのかもしれない。 アストラル本人は相変わらず記憶を完全には取り戻せておらず、あくまで又聞きの情報でしか無いのだが、 ブラック・ミストもあくまでアストラルの記憶の一部には間違いないことや、ナンバーズには心の闇を増幅させたり、世界を滅ぼす力が備わっているらしいことから、アストラル自身は自分の正体について懸念している様子。 前述の悪の力に染まり、ひたすらに力を求めるようになってしまったアストラルも、もしかしたら「本当のアストラル」に近い存在なのかもしれない。 バリアン世界には、「数千年前、バリアン世界の神ドン・サウザンドがアストラルとの戦いによって闇に封印された」という伝説が残っているらしい。 事実、ドン・サウザンドもアストラルのことを覚えており、アストラルの方もドン・サウザンドの復活に呼応してその時の記憶の一部を思い出した。 ということは数千年前からアストラルは存在していたのだろうか?そしてバリアン世界の神をも封印してしまうアストラルの正体とは一体… そして、ミザエルの遺跡での出来事のあと、自分の本来の使命がバリアン世界を滅ぼすことであるのを思い出す。 この発言で、さらに謎と不安が深まっていく。(*13) そして110話、カオスの力を支配し、神を自負するNo.96が突然現れ、遊馬と共にデュエルすることになる。 続く111話、No.96が発動した《カオス・フィールド》の力にダウンした遊馬を引き継いでデュエル。 さらに、ZEXALⅡに変身し、新たなZWで、No.96を倒すことに成功した。 しかし… 倒したNo.96が、突如ZEXALⅡに襲いかかる。 アストラルは遊馬が被害を受けないよう、とっさに合体を解除。しかし、No.96の攻撃はアストラルに直撃。 そのままアストラルを乗っ取ろうとするNo.96。そして自身が乗っ取られるのを防ぐために、アストラルが選んだ決断とは… No.96と共に自爆することであった。 結果、No.96も消滅し、(*14)遊馬に自分の思いを伝え、No.を託し消滅した…。 遊馬と共に、長くデュエルしてきた相棒が消えたこと、さらにこの回のEDが、遊馬とアストラルが一緒にいるシーン集だった故に、多くの視聴者の涙を誘った。 だが実際には消滅したわけではなくアストラル世界に回収されており、中心部の宮廷塔最上部に封印されていた。 根本的に相反するカオスの力をまともに受けたこと、そして受けたダメージが大きすぎたこともあって目覚めることはできず、さらにアストラル世界の総意の化身たる人造神・エリファスは「カオスに穢された」アストラルを抹消・再構築しようとしていた。 最終的にこれを良しとせず、アストラル世界の在り方そのものに戦いを挑んだ遊馬によってエリファスは打ち破られ、アストラル世界はカオスを再び受け入れるという新たな決断を下す。 そして、アストラル世界の人々から分け与えられた力によって傷は癒され、目覚めたアストラルはようやく遊馬と再会。 「バリアン世界からアストラル世界を守る」という目的を、遊馬とともに新たな形で成し遂げるべく人間世界へと戻って行った。 しかし、帰還直後にフルメンバーとなったバリアン七皇が襲来。 どうにか追撃の手を振り切った遊馬とともに、元は人間であった彼らをも救うべく、全ての元凶たるドン・サウザンドを撃破することを決断。飛行船でバリアン世界へ急行した。 だが結果的に、ドンの暗躍により七皇はナッシュを残して全滅。 真の姿を現したドン・サウザンドを前に、遊馬、ナッシュとともに最後の戦いに臨むことになる。 真実 ドンとの死闘の最中、長らく謎であった「過去から存在するナンバーズ」について明かされる。 遥か古の時代、アストラル世界から追放されたカオスの化身であるドン・サウザンドは、アストラル世界を滅ぼすべく攻撃を開始。 これに対し、迎撃に出たアストラルは半ば相討ち同然の勝利を収めるが、この時にアストラル自身の存在が真っ二つに分離してしまい、その力の半分は、ヌメロン・コードのありかを刻んだ50枚のナンバーズとなって人間の世界に飛散してしまった。 七枚の封印のナンバーズやラッキー・ストライプなど、明らかに1話で遊馬と衝突するより前から存在していたものについては、この時散らばった「力のナンバーズ」と考えられる。 遊馬、ナッシュと共に全力を出しつくしてドン・サウザンドを撃破したものの、今度はその力を受け継いだナッシュがバリアン世界を救うために最後の敵として立ちはだかる。 ここまでの戦いで、参戦した仲間たちはほぼ全滅、救うはずだった七皇もいなくなってしまったという状況下、アストラルは遊馬に、ヌメロン・コードを用いて歴史を書き換え、彼らを救済することを提案する。 だが、遊馬は「どんなに辛い過去でも、向き合って進んできたから今がある」「それを否定して掴むのは俺たちの未来じゃない」と拒否。 「……そうだな。その通りだ、遊馬。そんなものには何の価値もない。以前の私なら、何のためらいもなくヌメロン・コードを使っただろう。だが、今の私にはそれが正しいのかどうかわからない。だからデュエルをやっている。このデュエルは、私のかっとビングなのだ!」 遊馬から学んだかっとビング魂を武器に、全てを救うための新たな答えを求めてデュエルに臨んだ。 最終的には遊馬は「望む未来のために、仲間は誰も見捨てない」という答えに至るが、皮肉にもそれがナッシュにトドメを刺してしまう結果となる。 打ちひしがれる遊馬に、アストラルは「ヌメロン・コードでバリアン世界を消し去り、過去も未来も全て書き換える」と、ここまでの意見をいきなり翻す。 反発する遊馬はデュエルを挑み、これを受けたアストラルは遊馬を相手に、歴史そのものをかけた「戦いの儀」を開始した。 だが、アストラルの真意は遊馬を倒すことでも、ヌメロン・コードで歴史を書き換えることでもなかった。 バリアンとの戦いが始まって以降、遊馬を取り巻く状況は坂道を転がるように悪化し続けた。 傷つく仲間、真月の裏切り、負けられないプレッシャー、リアルダメージによる苦痛、喪失の痛み。 それらに苛まれながらも大事なものを守るために足掻き続ける中、気付けば、いつでもかっとビング魂を胸に突き進み、アストラルを変えてくれた九十九遊馬はそこにはいなかった。 アストラルはそんな彼に、かつての笑顔を、デュエルを純粋に楽しんでいた頃の心を取り戻させようとしていた。そして、ナンバーズを全て回収し、アストラル世界を救い、使命を果たした自分と別れる覚悟を決めさせるために。 最後の最後にようやくそれに気づいた遊馬は自力でのシャイニングドローを発動。 信念そのものをぶつけあう激闘の果てに、未来皇ホープの一撃の前にアストラルは敗れ去る。 「私は君の、その笑顔が大好きだった。忘れるな、遊馬。君のその意志を……かっとビングを!」 そして、置き土産にヌメロン・コードの力で七皇とカイトの死を書き換え、彼らをハートランドに生還させ、自身はアストラル世界へ帰還。 バリアン世界と統合されたことで発生した新たな危機に対抗すべく、遊馬直伝のかっとビングを胸に、次なる戦いへ向かって行った。 「これが私の、かっとビングだ!!」 だが、アストラルはまだ知らない。 そんな彼を助けるために、かつての仲間が、かつての敵が、肩を並べて向かっていることを。 古の戦いで分かれたもう一人の自分自身、九十九遊馬との再会の時が近いことを。 デュエリストとして デュエルの天才という触れ込みは概ね間違っておらず、 ディスアドバンテージが全体的に酷い遊馬デッキで天城カイトとほぼ互角に渡り合うほどの実力を見せ付けた。 現在のデュエルのパラダイムに漏れず、《ゴゴゴゴーレム》をセットするように指示するなど、攻撃力より効果を優先していることが多い。 また確率の計算が得意であり、サイコロを振ったときに6の目が11回連続で出る確率を瞬時に計算している(1/6^11 = 1/362797056)。 「デュエルの記憶だけが残る」ほどデュエル脳であると考えれば、アストラル世界では6進数(*15)も使われているのかもしれない。 ひょっとしたら遊馬のデッキ内容を完全に把握していたり、逆転カードをドローする確率を計算していたりするのかも。 戦術そのものは主にアドバンテージを意識する防御型で、相手の攻撃をしのぎつつ、理想的なタイミングで罠カードを発動して切り返し一撃で仕留める、という戦術が得意な模様。 遊馬との決戦ではアストラル世界のデュエルのセオリーに従い、魔法カードを連発して希望皇ホープを立て続けに並べ猛攻をかける、という超攻撃的なスタイルを見せた。 アストラルの人間界観察結果 :君(遊馬)のデュエルタクティクスは私より遥かに劣るようだ(*16)。 :君は変だ。 :人間は食べては出すという永久コンボをする。しかし、出す瞬間を見られたら死んでしまう…人間は完全なコンボで生きている。 :これ(遊馬の持つ鍵の中の世界にある、謎のオブジェ)は、この世界の物ではない。→何かメッセージの隠されているパズルのような物か? :人間は心が痛くなる。 :人間は褒められると頑張る。 :私の記憶のピース「ナンバーズ・カード」、それに触れた者は心の中の欲望や闇が増幅するようだ。 :遊馬はデュエルを禁止されている。 :遊馬にも裏があるようだ。 ……ウラ。 :人間の親子の愛情は私には理解……してもいい。 or テストの答えを勘で書くのは、かっとビングが通用しない。 :どうやら、まだ遊馬には女性の気持ちを理解出来ないようだ。 :(協力してデュエルを行った遊馬とシャークに対して) コレが、キミ達のデュエルか…… :仲間がいれば、希望を信じることができる。 :遊馬、 君はみんなに愛されてるようだ。 :サッカーとは、なかなか奥深いもののようだ。 :かっとビングは、トマト嫌いにも効くようだな。 :人間は、思わず言った言葉で人を傷つける。しかもそれを覚えていない。→言われ損だな、小鳥。 :キャットビングにドッグビング。かっとビングは色々と呼び名を変えて広まっている。(*17)世界中に広まる日もそう遠くはないだろう。 :(デュエル・コースターで罠レーンへ進み続ける遊馬に対して)やっぱり遊馬は・・・バカだ。 :(男兄弟が欲しかったと言う遊馬に対し)明里は……女だった。 :気持ちのいい敗北も、どうやらあるらしい。 :人間は時折、自分の気持ちを素直に表さないことがある。 遊馬との生活を経ていろいろな観察結果を記録していくアストラルの、その考えの変遷をたどっていくのも、趣深いかもしれない。 しかし、そのすべてを記憶しているかどうかはかなり怪しい(*18)。 口癖及び決め台詞は「勝つぞ、遊馬」。このセリフが飛び出した時はその言葉の通り高い確率で勝利を手にしている。 このセリフも遊馬と過ごす時間が経つごとに本旨を変えてきており、初期は「自分が消えないためにもなんとしても勝つぞ」という意味合いが強かったが、 最近では「相手がどんな強敵でも力をあわせて一緒に勝つぞ」といった意味に聞こえる。 同じセリフだが、こちらも上述の観察結果同様、使用されるシーンが変わることでどういうふうに意味が変わっていくのかたどっていくと面白いかもしれない。 声優は入野自由(いりのみゆ)。男性。 遊戯王キャラとしてはこれが初出演だが、GX放送時はアイシールド21で主人公の小早川瀬那を演じておりGXとの放送時間帯の関係で十代とコラボでアイシールド21の番宣をしていた。 十代「ヒーロー召喚!!」 小早川瀬那「アイシールド21!!」 【関連】 九十九遊馬 ZEXAL ナンバーズ・カード アストラル世界 「おかわりだ!」 「へ~」 デュエル脳 No.96 ブラック・ミスト ダーク・ゼアル